一般病棟で勤務していると毎年10月頃には看護師同士でワクチンの打ち合いをした人も多いのではないでしょうか?最近は、企業で集団ワクチン接種を行っているところも増えてきました。今回は、そんな集団ワクチン接種のアルバイトについてご紹介します。
集団ワクチン接種って?
次の仕事は決まっているけど、少し先なんです。看護師のアルバイトもしてみたいんですけど・・・
期間限定ですが、インフルエンザの集団ワクチン接種のアルバイトがありますよ。9~11月頃に募集しています。
そんなバイトがあるんですね!たしかに、病院にもワクチン接種をするスタッフさんが来ていました。
どんなところでお仕事するんですか?
病院だとそこのスタッフさんがそのときだけ接種バイトをしているかもしれませんね。一般的な求人だと、主に大企業が多いです。インフルエンザの流行前にみんなでワクチン接種受ける機会を設ける企業って素敵ですよね。

仕事の実際のところ
ワクチン接種って皮下注射ですよね。そんなに難しい手技ではないですが、大変なことってありますか?
ずばり、3~4時間で100~200人以上の注射をしなくてはいけないことですね!
100人以上!?そんなに打つんですね!
その場所の規模によっては複数の看護師で行うこともありますが、複数いたとしても基本的にはすべて1人で行います。なにをするかと言うと・・・
- 注射器の準備、分注、(場合によって)針の付け替え
- 対象者の呼び込み
- ワクチン接種
- 注意事項の説明
それぞれ簡単な作業ですけど、時間に迫られると大変そうですね。
なので、いかに開始前に人数の7~8割程度の準備しておくかが大事ですね。
なるほど!針刺し事故や清潔さに注意しながら、素早く準備できるスキルが必要ですね。
その通りですね!あとは、いかにその場のスタッフと声を掛け合って協力するかも重要です。
準備した注射数が少なくなってきたら、受付の方、医師、自分以外の看護師などにいち早く知らせて、準備する間流れを止めてもらうのか、代わりに打ってもらうのかお願いする必要がありますよ。
よくわかりました!ワクチン接種のバイト、見かけたらやってみようかな~!
いかがでしたか?
ワクチン接種のアルバイトは求人数もそこまで多くはなく、求人募集が始まるとすぐに埋まってしまう人気のお仕事です。見かけたらぜひ応募してみてくださいね。
不安な人は皮下注射の手技について事前に確認しておくことを忘れずに!